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労働相談事例(2025年) |
2025/03/25 |
シフトを外されて無給になっていると相談
雇用期間の定めのない時間給警備員として採用。上司からのメールで勤務を解除されて以降、勤務地が配置されない状態が続いています。労働者は、シフトを入れるよう求めています。さらに上司から無給なので雇用保険、社会保険を外す、休職扱いになったと通知されました。正当な理由なく労働者に勤務を割り当てないことは、契約違反になり、損害賠償を請求することになります。また、会社の責任で労働者を休業させた場合、最低でも平均賃金の60%以上の休業手当を支払うことを義務付けています。
出向先?の身分についての相談
相談者は、一昨年、貿易会社に就職しました。しかし、社長から親族のグループ企業の業務を手伝うように言われ、実際にその会社の幹部から仕事の指示がされているとのことでした。労働契約書には出向の規定などがないことから、就業規則を確認すること。それが存在しなければどのような根拠で出向扱いになっているのかを確認するようアドバイスしました。
アルバイト時間給が最賃額1163円から1350円に引上げ。
団体交渉を行い、当時1120円であった時間給を1350円以上に引上げを求めました。会社は「10月の最賃改定に合わせて一旦、最賃額(1163円)に引上げ、1月末の更新でさらに引き上げる」と回答していました。その後、新年になり会社が更新条件を提示したところ、時間給が1350円に引き上げられていました。