労働相談(2022年2月) |
2022/02/21 |
委託事業の区民センターで、アルバイトで働く労働者から、運営委員の上司(自治会の会長)からパワハラ・退職勧奨が執拗に行われているという相談。
労働者は、昨年4月に入職し今年3月末までの雇用期間となっていて、一日4時間勤務で月8回働いている。昨年8月から上司からパワハラが激しくなり、「お前はうちの地域センターには向いていない」「こどもが怖がっている」「同僚に対してセクハラ発言をしている」「なんの戦力にもなっていない」「みんなの足手まとい」などと勝手な言いがかりをつけられている。昨年末、令和3年を振り返ってと令和4年の更新にあたっての反省と目標・希望を書くようにペーパーを渡された。努力してきたことややり残したことなどを記したが、何を言っても批判されている。もうこの職場に止まるのは限界を感じているが、途中退職すると新たな就職の際に不利益になるのではないか。いい対処方法を教えてほしい。
→アドバイスとして「うつ症状」が悪化していることから、医師の診断書を基に休む必要があること。自治体の苦情処理の窓口に事情を話す必要がある。労働組合に加入し、パワハラを正していく。≪東京労働相談センターより≫
外資系の輸入業の会社に勤める労働者から組合結成について相談がありました。
相談者の会社は、以前パワハラの件で社員から相談があり、今回の相談者はその上司にあたる人でした。国外に本部があり、日本支社の外国人の社長と副社長が横暴な経営をしているとのこと、会社はコロナ禍のもとでも2年連続黒字のはずなのに、赤字だといい、社員の賞与を減額やゼロにしました。団体交渉で経営資料の開示を求めていきたいとのこと、新宿一般労組に加入し、賛同者をあつめて分会を結成する準備をすすめることにしました。≪以前の相談者からの紹介≫